発達障害(LD、ADHD、自閉症スペクトラム等)を抱えるお子さんは、独特の感性や感覚をもっています。
この感性のズレから、コミュニケーションや集団行動がうまくできず、いじめられてしまうケースがあります。
また、いじめられなくても学校の環境にうまくなじめず、不登校になってしまうことがあります。
不登校になったとき、強引に学校に行かせることは逆効果です。
お子さんのストレスを増大させ、引きこもりや精神疾患などの深刻な状況に陥ることさえあります。
無理に学校に行かせるよりは一度休ませて、落ち着かせましょう。
その上で、学校に行きたくない理由を分析・把握し、対策を考えましょう。
以下はコーチング1へ相談が多い不登校の理由と対応例です。
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不登校の理由担任が発達障害を理解してくれない
対応例
・担任にWISCなどの診断書等をもとに理解を求める。
・担任が対応してくれない場合は学年主任に相談する。
・担任に不信感があるなら、クラスを変えてもらう。
・改善されない場合は転校も視野に入れる。 -
不登校の理由給食を食べることが苦痛になっている
対応例
・給食を無理に食べなくてもいいように学校に相談する。
・お弁当を持たせる。
・一人で食べる場所を作ってもらう。
・中学受験で給食のない中学へ進学する。 -
不登校の理由朝起きられない、もしくは夜寝れない
対応例
・夜更かしの原因となるものを取り除く。
・生活のスケジュールを管理し、生活リズムを一定にする。
・高校受験の際に通信制の学校も選択肢に入れる。
・夜更かしの理由がゲームの場合、ゲーム障害予防コーチングでゲームを制限する -
不登校の理由いじめなど友達関係がうまくいかない
対応例
・先生から友達に話をしてもらう。
・友達はいじめたつもりはないのに、本人がいじめられたと感じるときは、友達から声をかけてもらう。
・改善されない場合はクラスを変えてもらう。
・あまりにひどい場合は転校も視野に入れる。
・中学受験で環境を変える。
・ソーシャルスキルトレーニングでコミュニケーションの訓練をする。
不登校には様々な原因が考えられますが、発達障害によるソーシャルスキルの困難が原因の一つであれば、早めにその不安を取り除くことをお勧めします。(不登校は長期化すると解決が困難になるため)
コーチング1では、完全マンツーマンによるソーシャルスキルトレーニング(SST)を受けられるため、落ち着いた環境で受講することができます。問題解決の初めの一歩として、ご利用ください。
※発達障害(LD、ADHD、自閉症スペクトラム等)と確定診断を受けていないグレーゾーンのお子さんにも対応可能です。
※WISCやK-ABC等の診断結果があれば、参考にさせていただきます。